千種物語:オンラインセミナー

茶壷、銘「千種」
中国、南宋または元朝、13-14世紀
鉄釉炻器、高さ41.6cm
フリーア美術館購入
千種物語:茶壷としての700年
オンラインセミナー
国立スミソニアン協会、フリーア美術館、サックラー・ギャラリー 主催
Wednesday 2 November, 9:00-10:30 PM Eastern Time (EDT)
11月2日(水) 午後9時ー10時半、アメリカ東部夏時間
Thursday 3 November, 10:00-11:30 AM Japan Time (JST)
11月3日(木) 午前10時ー11時半、日本時間
去る8月に予定されていた「千種」に関わるオンラインセミナーは、大型ハリケーン「アイリーン」の影響を受け、中止の止む無きに至りましたが、代替日程を11月と決めましたので、ここにお知らせ申し上げます。
「文化の日」を祝うにふさわしいテーマだと思います。是非ご参加ください。
ひとつの壷に、茶の湯において、如何に只の器から茶道具へと変わり、重要な意味と歴史を持つに至ったかを、私たちへ語り伝えてもらいましょう。フリーア美術館が先頃購入した茶壷、 銘「千種」がそれです。そしてこの度、壷として日本へ到来した後、絶賛され名声を誇る唐物葉茶壷へと変容し、銘を得るまでとなった、7世紀に渡る来歴に、フリーア美術館も与することと なりま した。茶会記や名物帳などで、「千種」の容姿が語られ、また格付けられました。歴代の持主は、金襴の口覆・飾り紐・幾重もの箱類といった装束(付属品)を誂え、書付を残してきました。 「千種」は、茶の湯に関わる品々が重要な意味と価値を得るに至る、複雑ながらも魅了してやまない過程を示すひとつの具象として、タイムカプセルに例えられているのです。
先日、ワシントンへ参集した4人の研究者たちは、面前に置かれた「千種」に想を得ながら、 この茶壷の来歴をあらゆる側面から検討致しました。オンラインセミナーでは、各々の研究成果や新たな認識などを発表した後、聴取者と討議を行います。
発表者:
- ルイーズ・アリソン・コート、フリーア美術館、サックラー・ギャラリー 学芸員
いかに唐物壷が「千種」となり、更にはフリーア美術館所蔵となったか - 竹内順一、永青文庫細川コレクション 館長
400年前、茶人は「千種」をどのように見たか? - アンドリュー •M• ワツキー、プリンストン大学 教授
千種の名 - 岡佳子、大手前大学 教授
「千種」の伝来について


